弓馬術礼法小笠原教場(小笠原流)の活動を支援する団体として、宗家嫡男、清基氏を理事長として、2008年2月に特定非営利活動法人(NPO法人)小笠原流・小笠原教場を設立しました。
 本法人は、800有余年の歴史ある礼法・弓術・弓馬術の伝統文化の保存・育成を目的としております。
 小笠原流は、流儀を教えることで生計を立ててはならないという家訓があり、宗家はもとより全ての門人が他に仕事を持ちながら流儀の継承に努めております。そのため、積極的な普及活動をせず、厳格に伝えられてきた伝統を守っておりました。
 しかしながら、昨今の情報化社会の中、間違った”小笠原流”が広く世間に伝わり、またそれを生業とする方々が出てまいりました。
 厳格に伝統を普及させることは、大変難しく、ましてや兼業でそれを行うのは、困難を極めます。
 そこで、当代宗家である清忠氏は、次代を担う若い世代が正しい伝統を継承できる環境をつくるために本法人を設立することを決断されました。
 本法人は、子どもをはじめ多くの方々に正しい伝統に触れていただく環境をつくることを主な活動としております。
 また、現在全国各地で奉納しております儀式を守るために、門人が稽古に専念できる環境作りにも力をいれております。
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